昨日のまほロバ昼の部店長、
焼肉いちなん店主 孫恵文さん。
焼肉一筋40年。
かつて私の祖父が店長として切り盛りしていた焼肉屋「南山 一乗寺店」を独立し、
「焼肉屋いちなん」として経営なさっています。このことは孫さんのまほロバの出店がはじまってから発覚しました。親父共々ビックリのご縁でした。親父とはキリスト教会の幼馴染でした。
まほロバ創業期から山崎を可愛がってくださり、3年以上に渡って継続して出店を続けていただき、しかも月に2回、焼肉屋さんの創作料理をお代わり自由で提供し、若者にビールをご馳走しながら話を聞いてくれる、まほロバにとっても山崎にとっても、まさに恩人です。
そんな孫さんが昨日、まほロバの包丁を手に取り「この包丁、ばっちり切れるようにしたる!」と。
なんということでしょう!大ベテランの孫さんに、ウチのなまくら包丁を研いでもらうからには、見学させていただくしかございません!!
ちうことで、その翌日である今朝、山崎愛用の柳刃持参で、焼肉屋いちなんに行ってまいりました。柳刃、研ぎ方ぜんぜんダメダメだったみたいで。
孫さんおはようございます。
前日24時までの営業後、朝8時からの包丁研ぎ講座。ほんま無理言ってすみません。
一乗寺のアイドル的おっちゃんでもある孫さんを独り占めし、若干恐縮しました。
まずは従業員のシンさんの包丁を教科書に、自ら研ぎ方を見せていただきました。ここでは書ききれませんが、先日youtubeで勉強したと偉そうなことを言っていた山崎の知識なんて本当に幼稚なもので、目からウロコの連続。とりあえずyoutubeでなんとかなるとはいえども、やはりベテランの技は奥深いです。指で感覚で覚えないといけません。
もしかしたら、山崎のこの考え方に一石を投じるためにご提案していただいたのではないだろうか、などと考えながら教わっていました。
「この指の置き方は間違うてるらしいでぇ」
と言いながら、包丁を血に染めて研ぐ孫さん。ありがとうございます。
一通り研ぎ終わり、最後のチェックは「刃の重みだけで紙がスパッと切れるか」。
スパァー。でした。10枚目くらいが。
いやー、アタマではわかっても、数をこなさないとスパァーは難しいですね。山崎も何度も研いできましたので、それだけはよくわかってます。いつか山崎がいっちょまえに包丁を研げるようになって、孫さんに合格をいただけたら、自分へのご褒美にええ包丁を買おうと思います。それまでは、ええ包丁をダメにしてしまいかねないので、お預けですね。
孫さん、本当にありがとうございました!!
焼肉屋いちなんの厨房、今日初めてちゃんと入りましたが、チョー綺麗でした。
以上レポっす。