知る人ぞ知る、電通の新入社員研修制度「リーダー・サブリーダー制度」。新入社員を班に分けてそれぞれに先輩社員が割り当てられる、いわゆるメンターなのですが、おそらく日本で最も濃厚なメンター制度が、電通のリーダー・サブリーダー制度だと思います。

山崎が2011年に入社した年は、最初の2ヶ月間。班の10人は先輩お2人に、ほぼ毎晩、ひたすら飲みに連れていっていただきました。あらゆるゲストが登場し、そこで社会人としての心得やマナー、そして濃厚な電通イズムを叩き込まれました。

この2ヶ月間は、いまでも山崎に強烈な影響を与え続けています。気遣い、あらゆるコミュニケーション、人間関係や仕事の信頼関係のつくり方、そして飲み方、雲竜型・不知火型。リーサブのお2人には、感謝してもしきれないほどに、座学では学びえない、社会人としてのあらゆる勉強をさせていただきました。

その後、極めて勝手な一身上の都合により、お2人の反対をも押し切り、電通を去った山崎。そんな山崎を今でも会合に呼んでくれるリーサブとこのメンバーに、とても複雑な気持ちを抱きつつ、心の底から感謝しています。5年経ったいまでも、昔話はほどほどに、取り組む仕事の土俵が違う同期と未来を語り合える時間は、とても心地よいものです。

今回集まった「名目」は、同い年の松永の結婚祝いと、山越リーダーの昇進祝い。松永の旦那様が病欠のため、山崎が代理で記念品を受け取りました。

サブリーダー宅で、ひたすら。

飲食業にすすんだ山崎として、何かやらなきゃということで、包丁もっていきました。現地の魚屋さんに段取りをつけていただき、ホームパーティー寿司。

濃いメンバーを、ずっとまとめてくれる橘班長は健在でした。

テレビをつければ、番組よりもCMの時間に盛り上がるのは職業病です。



久しぶりの時間、自分がどこまで進めているのか、他のみんなはどこまでいってるのか。
変な話、個人で仕事している山崎にとっては、自分の立ち位置や偏差値を客観的に確認する貴重な時間でもあります。自分とは他者ですから(コギトエルゴスム)、自分が尊敬できる近い世代のみんなと会える時間が、山崎にはとても重要です。

電通の看板、ネットワークはやっぱりすごい。そんな電通のスケールで活躍する同期のみんなとは違うやり口で、自分がどこまでいけるのか、負けず嫌い的に大きな刺激ももらいつつ、今日は東京での仕事に消耗してきます。



山越さん、五十嵐さん、あさこさん、班員のみんな、ありがとうございました。