誰かを教える。 誰かに発信する。 それが自分を最高のスピードで成長させる。 自分が学び成長するスピードを最大化したければ、必ずここだと山崎は思ってます。 周りの学生たちを少しでもいい方向に導くことが、自分も一緒に成長することなんだ、ということにこの何年かで気づきましたし、ブログで自分の考え方をさらし続けることが、これほどまでに苦しく、そして自分に返ってくるとは思ってませんでしたから。

学習の5段階
こんなのを大学で学びました。 コピペです。 段階が進めば進むほど、学びの質が高まるというもの。 1.無意識的無能(知らないしできない)
あなたはあることに関して何も知らず、知らないということさえも知らない状態です 2.意識的無能(知っていてもできない)
あなたはあることに関して知識を得ましたが、それを実践することはできない状態です。 3.意識的有能(考えるとできる) あなたはあることに関してある程度できるようになってきましたが、まだ習慣化されておらず、それを行うためにはある程度の集中力が必要な状態です。 4.意識的有能(考えなくてもできる) あなたは意識しなくても自動的にあることを実践することができている状態です。 5.無意識的有能(教えられる、伝えられる) あなたが無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態です。 大学の授業は2段階目止まりがほとんどです。実践が少ないから。 魔法にかかったロバは、2〜5を、すべて体験してもらえる仕組みを作っています。それは店長にも、運営事務局の学生にも。得た知識を、実行し、勝手にできるようになって、それを誰かに伝えることができる。 そういう実践の場を、私は魔法にかかったロバを通して実現しています。 これを教えてくれた沖先生は言いました。 「あなた達は、受け身になって学んでる間はただのお客さんです。自分が発信する、教える立場になった時に初めて、見える世界、気付くこと、知識に貪欲になる姿勢が手に入ります」


例えば 私は店でギターを教えてます。 これがすごいんです。 今まで適当にやってたことを、細部にわたって完璧に仕上げておかないと、生徒に伝えることができないんです。あいまいにしていた部分をそのままにしていてもだめ。あいまいさを無くすか、そのあいまいさがどういうあいまいさなのかまで深堀りしないと、生徒は理解できないんです。 自分の演奏を、ここまで見直すことができたのは、自分が教える立場になったからです。 また、一般的なことでも。 「時間を守ること」がどれだけ大事かを誰かに注意されても、ほとんど響くことはないんです。そんなんで人は変わりません。 でも「時間を守ること」を誰かに指導する立場になったら、もう自分は絶対時間を守らなければならない責任感が生まれます。そこで初めて、教えた責任を果たすための工夫が生まれます。 発信することも同じです。 自分がこう考えています、というのを発信するのには途方もないエネルギーが必要です。このブログだって、結構しんどい時もあります。 だって、自分が考えていることを相手に伝えるためには、伝えたい軸を明確にしたり、どういう書き方なら伝わるかを考えたり、伝わりやすい言葉遣いを考えたりするわけです。 「あー、やっぱ教えることってすげーなー」って思ってるだけの山崎と、ここに書き記し不特定多数の人に発信する覚悟を決めた山崎は全く別人です。

発信する立場になることのススメ 教える立場、というのは中々自分で作り出せるもんでもないんですが、いまは自分のメディアを持つことはとても簡単です。twitterもfacebookも、10分あればアカウントができます。 でも、こういうの持ってて「みんながあげてる情報見るだけに使ってる」って人多い気がするんですよね。 ここに、自分がやってることとか考えてることとか、ちょっとでも発信できるようになると、結構自分のこと考えるチャンスになると思うんです。 話題は別になんだっていいんです。 自分が考えてることを、言葉にして発信する覚悟を持つと、自分が見えてきます。誰かに影響を与えるために書ければ最高ですが、あんまり気にせずとも、自分を発信するってことを通して、自分の成長につなげたい、ってのもすごくいいことだと思います。 先日の記事でも書きましたが、こういうのをやってみる人が、次のステージに進める人だとも思います。 『やりたいことが見つからない人へ。』 知識や情報を受けるだけでなく、それを実践する。実践し身につけたことを、誰かに教えたり、伝えたりできるようになる。 ちょっと意識するだけで、自分のスキルがどの段階でどれくらい成熟してるのか、どこまでやりたいか、とかわかるようになったりして。 どやろー? ----- 当ブログのコンセプトは「たたき台」。 若者たちが何かに関心をもったり、 自分でなにかを考えたりするきっかけとしての、たたき台。 こんな人、事、考え方があるんだ、っていう新しい価値観としての、たたき台。 平成元年生まれ、まだまだ若者の山崎達哉のブログ。