若者たちが何かに関心をもったり、
自分でなにかを考えたりするきっかけとしての、たたき台。
こんな人、事、考え方があるんだ、っていう
新しい価値観としての、たたき台。
平成元年生まれ、まだまだ若者の山崎達哉のブログ。

山崎達哉
日替わり店長の店「魔法にかかったロバ」代表。
立命館大卒業後、㈱電通を経て現業。

去年も同様でしたが

3/11は、改めて自分が

東日本大震災の被災地

その最前線にいることを自覚します。




誤解をおそれずにいえば、

ぼくは、被災地の復興のため、

災害支援のため、を一番の目的に

女川に来たわけではありません。


でも、震災直後に社会人になった

我々世代にとって、

あの出来事は、間違いなく

それぞれの人生に

大きな影響を与えました。


震災がなければ

多分ぼくはここにいないし、

震災がなければ

ぼくが移住したいと思った

前向きに新しいことに

チャレンジしていく女川にも

ならなかったかもしれません。






今日も女川はいい天気だし、

風はすごく強いし、海は綺麗です。

でも、今日は女川にとって特別な日。




だからこそ、ぼくにできることは

いつも通り元気に店を開け、

夢を語り、最高のラーメンを

お客さんにお出しすること。




今日も元気に、いってらっしゃーい!


離れたところからも、
たくさんご心配の連絡をいただき
ありがとうございます!
ぼく自身は、家なども含め
無事でした。



ただ、

例年、台風の影響をあまり受けない
宮城県にとって
今回の台風は、大きさもルートも
大変なものになったようです。



昨夜から、強い雨風の中
鳴り止まない役場の町内放送。
うちにもたくさん、
役場の職員さんがお客さんとして
来てくださいますが、
みなさん台風の対応
ほんとうに大変だと思います。


お疲れ様です!







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ずっと町内放送で警告されていた
浦宿駅前は完全通行止め。
復旧まで、398号線石巻〜女川は
分断され、女川は陸の孤島に。

ぼくの家は、
ここから少し女川寄りなので
無事孤島側に残れました!






今朝早々に、
ぼくのホストファザー
石鹸工房の厨さんから、
商店街と店の様子が
「大丈夫だよ」と連絡がありました。

厨さん連絡ありがとうございます!






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店に着くと、
玄関の扉のスキマから
入り口のみに雨水が溜まっていました。




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商店街事務所の今野さんから
再三ここの対策を注意されてましたが、
まだまだツメが甘かったようです。




ついでに徹底的に雑巾がけして
綺麗になった!!!






商店街はぱっと見大丈夫そう。

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去年は京都で、
とんでもない台風に見舞われましたが、

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今年は太平洋側で。





これからまだまだ
被害や復旧の情報がでてくると
思いますが、

ぼくにまずできることは、
陸の孤島に取り残された
みなさんに、
あったかいラーメンと、
元気をお届けすることのみ!




今日も、通常通り
営業がんばりまっす!

1ヶ月半ぶりに、
ぼくの会社の本部
京都で色々しています!



一番の目的は、
社員のみんなと、
これからの夢を語り合うこと。



他にもやること山積です。
さっきはスーツの
納品してました。笑

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昨日は関空に着いたその足で、
ラーメン荘グループの
経営者会議に出て、
自分の無力さや未熟さを
再確認したこともあって


今日、5年ぶりくらいに
この本を読み返しました。
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読んで結局のところ、
「前向き」であることを
大切にしようと思った!
って感じです。

文句や言い訳ばかりの人生より
楽しくて自分が一生懸命になれる
モノやコトやヒトと
関われる人生のほうが、
やっぱ豊かだなぁって。





で、ぼくがいつも
前向きになってほしいなぁ
と思う学生や若者に言うこと。

「いつまで、
親の人生を生きるの?」







進路、住む場所
パートナー、仕事、学校…

最近特に、
学生や若者と関わっていて
どんなことも
「親が……」

っての多いなぁって感じます。








そんなことしたら親が…
やってみたいけど親が…







いままで、
自由を手にしなかったから
責任も果たさなくてよかった。

逆に、
自由にならないことを
親の責任にする。






もったいないよなぁ。







自分で決めたことだから、
一生懸命がんばれる。
そのために責任も果たす。
前に向く。

親が決めたことだから
なんとなくやるし、
辞めることもできない、
不自由と無責任の繰り返し。








人はきっと、
幸せになるために選択する。

親のための選択と
自分のための選択。

30歳になっても
小学22年生をやっている
親離れできないオトナは
わんさかいる。

でもその人たちが
幸せそうだなぁって思ったことは
ぼくはない。










うちの社員のみんなは、
自由になるための
決断をしてきた仲間。

かつてはみんな、親や世間から
「こういう人生」
という価値観を押し付けられていた。

ヤマロクは間違いなく
「こういう人生」ではない生き方。




でもその時は家族と
ぶつかり合っても
いまは自由を謳歌している。
そしてその幸せな彼らをみて
家族も、応援してくれている。










親は敵ではない。
悪でもない。

でもどんな恵まれた家庭でも
優秀な親でも、
親は子に、
例外なく呪いをかけている。
断ち切れるのは、自分だけ。
(家入一真さんより引用)





自由になる選択肢は、
実はだれよりも
自分がよく知っている。

その一歩を踏み出したときが
自分の人生を、前向きに
自分で生きはじめたとき
なんじゃないかと思う。






どやろね〜。


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